30 俳 画(平成31年4月現在)
【 定員:24名、 教室:A教室、 曜日:1・3水曜、
時間:午前 】
【講師名】 戸田 純一 講師 
【講師プロフィール】父東陰に師事日本工芸会正会員。熊本県美術家連盟会員。
熊本県美術協会員。熊本県日本画協会会員。第52回日本伝統
工芸展入選作品宮内庁買い上げ。
【講座内容】四季の風物を味わい深く筆で描きます。
俳画とは、俳句が17文字と言葉で表現するのと同じく、少ない洗練
された筆致で様々なものを表現する日本画です。
一本の筆で多様な表現をする俳画は、初めて絵を練習される方にも取
り組みやすく、又、描いていく程に奥の深さを感じられるものです。
【必要経費】 年間およそ10,000円
【必要な物等】筆、硯、白い皿、和タオル、水入れ、色紙箋、顔彩。お持ちでない
方は講師より購入可(およそ5,000円)
【講座の現状】5月は鯉のぼり、藤の花、6月は山紫陽花、7月はコブシ氷苺、8月
は蓮の花丸ナスに茗芽を四季おりおりの画材を、まだ若い講師です
が、丁寧にやさしく教えて下さいます。
【その他 部外活動等】 なし
【講座生の声】 母の遺したもの
友人から一枚のはがきが届いた。
九十一歳で旅立った母の訃報に対する返信だった。文章に添えられていた、薄緑
色の寒蘭が悲しみを和らげてくれた。多趣味だった母が、八十歳代で通い始めた
絵手紙の講座。庭の花や野菜等をよく描いていた。
その道具が残っている。母のために空けていた水曜日がポッカリ空いてしまった。
そして友人のようにちょっと絵を添えられたらという思いが、俳画に繋がった。
ほとんど絵心のない私にとって、思いと現実には、かなりギャップがある。
しかし、戸田先生のきめ細かいご指導と、講座生の方々との和気あいあいの時間は
楽しみである。いつの日か、便りに添えて絵が描ける日を夢見て頑張っている。
(緒方純愛)
